皆様、こんにちは。光和電機、代表の石川と申します。
第9回目は、設備別・ライン別にCO2の排出量が可視化できる機器についてご紹介します。中小企業にも求められてくるようになったカーボンニュートラルへの第一歩がCO2排出量の”見える化”です。その”見える化”ができるIoTデバイスについて、特徴を踏まえ解説いたします。
日本国内でもカーボンニュートラルへの対応が進められていますが、これは大企業だけが取り組めばよい問題ではないです。
CO2排出量の算定は、自社だけでなくサプライチェーン全体の総量が求められるため、大企業のサプライチェーンとなる中小企業に対しても、大企業からCO2排出量の算定・削減施策が要請されています。
今ある取引を継続するために、新たな顧客獲得のために、カーボンニュートラルの第一歩であるCO2排出量算定に取り組みましょう。
通常、設備別・ライン別に使用電力量を可視化しようとすると、どうしても測定点が多くなり、設備が分散している場合には配線工事費が高額になってしまうケースや、配線ができないというケースがあります。
「電力量の可視化 無線機IoT」は、LoRa無線を使用することにより、後から配線が難しい場所でも、配線工事なしで電力量の可視化が可能になります。
それにより、設備別・ライン別のCO2排出量の算定および可視化が可能になり、現場での削減活動につなげていくことができます。
システムがローカルで完結!必要な費用は機器代のみ!
・セキュリティ対策でクラウドが使用できない工場でも問題なく導入可
・月額クラウド利用料や通信費もかからない
配線工事はほぼ不要!ケーブルレスで電力量可視化IoTが可能に!
・大部分が無線対応なため配線工事を最小限に抑え、すぐにIoT化ができる
・通信に問題がある場合は、中継器を設置して対応
少ない導入費用で電力量を可視化(CO2排出量可視化)できる!
・親機、子機、電力量計を1セットとし、スモールスタートが可能
・拡張性が高く、測定点を増やしたい場合は子機を追加購入して対応可能
測定した電力量データを左記のように、測定点別に時間帯ごとに使用電力量を可視化することができます。使用電力量を可視化し、それにCO2排出係数をかけることで、CO2排出量の可視化が測定点ごとに可能になります。
みなさまの工場内で無線機の通信強度の確認ができます!通信強度に応じて、機種選定および中継器の必要可否を判断いたします。
スタッフが工場内に入ることができない場合は、機器の無料貸し出しも行っております。※通信強度のログデータは取得できません。