コンプレッサの省エネ手法「予測負荷台数制御盤」【Vol.6】

皆様、こんにちは。光和電機、代表の石川です。
今回は、コンプレッサの省エネ手法のひとつである「台数制御」について、通常のコンプレッサメーカーによる台数制御盤とは少し異なる「予測負荷台数制御盤」をご紹介します。 通常の台数制御盤とは異なる機能により、さらなる省エネを実現します。

このようなお困りごとはありませんか?

✅ コンプレッサの電気代を削減したい
✅ 複数台あるコンプレッサの運転を最適化したい
✅ 増設を繰り返して様々なメーカー・機種のコンプレッサが存在している
✅ 台数制御盤を導入済みだが、離れた場所の機器については制御できていない
✅ コンプレッサの増設を検討しているが、なるべく費用を抑えたい

最大で約30%の省エネを実現する予測負荷台数制御盤の特徴

1.異なるメーカー・機種のコンプレッサをまとめて制御可能

工場でよくあるのが、複数のメーカーのコンプレッサが混在しているケースです。 「設備の増設などでコンプレッサを増設した」、「異なるタイミングで既存のコンプレッサを更新した」などの理由で、複数のメーカーによるコンプレッサがひとつの工場に存在しているのはよくあります。そこでよくある課題が、「同一のメーカーのコンプレッサしか制御できない」という課題です。通常、コンプレッサメーカーによる台数制御盤は、そのメーカーによるコンプレッサしか制御できず、工場内すべてのコンプレッサを制御することはできません。

しかし、私たちがご紹介する「予測負荷台数制御盤」は、異なるメーカー・機種に対応しているため、これまで制御外で独立運転していたコンプレッサも、まとめて制御することができます。これにより、より最適な運転を実現し、さらなる省エネを可能にします。

【主な対応可能なコンプレッサメーカー】
◎ 三井精機
◎ アネスト岩田
◎ 日立産機システム
◎ コベルコ・コンプレッサ
◎ IHI回転機械エンジニアリング
◎ 北越工業

2.圧力変化スピードまで演算して制御

通常の台数制御盤は、設定した上限圧・下限圧に応じてコンプレサを制御します。
一方、本制御では、空気圧の増加・減少スピードと流量を演算し、結果として2台目稼動などの余分な電力を消費することなく、全体制御が実現します。

3.0.001MPaまで細かく設定できる

通常、制御を行う際の設定圧は0.01MPa単位でした。一方、今回ご提案する技術では0.001MPaから設定ができ従来の方法に比べ、追従性があがります。結果として下限圧の見直しができ、それだけで省エネを図ることができます。

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実際、自社で「予測負荷台数制御盤」を導入した場合、どれくらいの省エネ効果が出るのか知りたい、という方のために、現在省エネシミュレーションを実施しています。 お客様のコンプレッサの設備状況等を簡易シートに記入していただくだけで、導入をおすすめするかを、4段階で審査し投資回収年数等までシミュレーションいたします。

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